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日々の発見や英語学習のT I P Sや
学習会でのご質問など英語に関する出来事を、
エルモール主任講師クールミント先生が綴ります。

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読めばわかるのに聞き取れない!?

「先生、RNAが聞き取れませんでした。アルファベット3つの易しい言葉なのに悔しいです。何度聞いても『あーねー』にしか聞こえません。」

あなたの耳は正しい!
ネイティブは「アール・エヌ・エイ」と1文字1文字分けて言ってないのですから。
発音記号でも〔a:re’nei〕(英)なので、
「アレネー」「アーレネイ」すばやく言うと「あーねー」に聞こえるのが正解なのです。

私たちは英語を学ぶとき、どうしても英単語単独の読みを正しいと信じ、
その通り聞こえないと自分の耳の方を疑い落ち込んだり、
日本語になってるカタカナ外来語の印象に引っ張られ、
聞こえてきた音がそれと違っているともうわからなくなり、
よく知っている易しい単語が並んでいるだけの文でも全く聞き取れなかったりします。

「ask her」は「アスク・ハー」ではなく「オスカー」と聞こえたり
「our school」は「アワースクール」でなく「アースクーゥ」だったり

某予備校のCMでも「聞こえないんじゃない、言ってないんだから」とあるように、
英語を話すとき、単語一語一語を切り離して発音することはありません。
いくつかの意味のあるカタマリまで一息に発音すれば、つながる音、消える音、変わる音が出てきます。
それに慣れていくしかありません。

「文章を読めばわかるのですが、リスニングができないんです」
という場合は、ぜひ、
この「英語の実際の音と先入観の音」の違いを意識して修正していくことが必要です。

  • 「ヒアリング(聞こえ)の法則①」
    t+母音のとき、dやl、nに近い音に聞こえる
    子音の「t,d,l,n」は発音するときの舌の位置が同じなので、
    早く発音されると置き換わったりします。
    例えば、water が「ワーラ」want to がwanna「ワナ」と聞こえるのはそのためです。

    他の法則についてはまた後日。

    授業ではチャンク(いくつかの単語からなる意味のあるカタマリ)テストをしますが、
    単語単位でなく、チャンク単位で聞き取りや発音練習をするのは、
    聞こえたとおりの音(音のつながりや消える音、変化する音)を意識するのに役立ちます。

    聞こえなかった言葉に自分なりの読み仮名をつけたリスト「空耳ノート」を作ることもおすすめします。
  • 空耳クイズ 「パッパッsトア」
    さて、これは何のことでしょう?



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    by クールミント

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